指練習に最適な初心者ピアノ曲5選

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指練習に最適な初心者ピアノ曲5選

こんにちは、海野真理です。

今回は『指練習に最適な初心者ピアノ曲5選』というお話です。

ピアノの練習というと、最初はドから四分音符でタンタン、と弾いたり
二分音符などで簡単なリズムを作ったり。

そしてド、レ、ミと音が増え、ボキャブラリーが増えたことによって
少しだけ曲らしい、メロディーのようなものができ始め、
それに左手が簡単な伴奏がついたり。

そのうち右手がドレミファソを超え「指くぐり」りや「指またぎ」が
出てきてオクターブ以上の音域を触れるようになります。

それに伴って左手も、全音譜で伸ばすだけの伴奏から
ドミソドミソ、になったりドソミソ、になったり、
3拍子のズンチャッチャ、の形になったり。

こうなってくるともう立派に一曲弾けたりしますから楽しくなります。

そこまではちょっとつまらないかもしれませんが、
楽器は形になってくると俄然楽しみも、やる気も出てきます。

いつもヴァイオリンでたとえて恐縮ですが、
私もやっとヴァイオリンが楽しくなったのは
曲らしいものが弾けるようになったくらい、それと自分でも
はっきりわかるくらい
ヴァイオリンの音色が出始めたあたりからです。

キーキー、ギコギコやっている時はなんだかテンションも低い。

おまけにヴァイオリンは構えているだけで辛いので
だんだん嫌になります。

が、ザイツが弾けるあたりになると(おそらくピアノでいうと
ブルグミュラーあたりでしょうか)うそのように練習したくなる。

「そうか、これが大人のピアノにも必要なことなんだ!」

と実感したものです。

要するに、初心者だからといって、よくわからないつまらない練習では
充実感も達成感もない。

それでは続いていかないということです。

そこで初心者向けの練習曲になる名曲をさがしてみたいと思います。

まず初心者に人気の曲はどのようなものがあるでしょう。

♪エリーゼのために

♪パッヘルベルのカノン

♪乙女の祈り

♪ショパンノクターン

♪愛の夢

♪トルコ行進曲

♪子犬のワルツ

♪月光

♪主よ人の望みの喜びよ

♪モルダウ

などなど

いつもリクエスト等で上位にくるものを書き出してみました。

どれも名曲!弾けるようになれば充実感は申し分ありません。

ただし、原曲でこれらを弾けるようになるにはおそらく何年も、
10年以上かかることも覚悟の上での名曲です。

ので、簡単にアレンジして、なおかつきちんと技術の練習ができる
という想定で考えてみます。

先ほどあげた曲のなかから「5選」ということで5曲選んでみました。

1、エリーゼのために

2、乙女の祈り

3、子犬のワルツ

4、モルダウ

5、パッヘルベルのカノン

順不同になりますが、まずは5番から。

パッヘルベルのカノンは教会がよく似合う音楽、
最初はハーモニーがどんどん重なってきます。

音譜としては二分音符なので落ち着いて音を考えていけるので、
きっと重なりゆく音を聴いて楽しむ余裕があるのではと思います。

そしてこの曲での練習ポイントは中間部分の右手。

メインのメロディーですが、急に音譜だらけになり、
楽譜が真黒!になるのですが、テンポはゆっくりですので落ち着いて。

指使いのとても良い練習になる曲だと思います。

指くぐり、またぎがたくさんでてきますが、
曲の美しさを楽しみながら練習してください。

同じく右手の練習になる曲が3番。

子犬のワルツは皆さんよくご存じの曲ですよね。

ただし、あの右手はちょっと動かない…と思わず敬遠しそうな曲です。

その通り、右手が速く動くようになるために
とてもい名曲だと思います。

私も時々指かからまったり、なんてこともあったり…。

ゆっくりゆっくり練習、コツコツ練習、これしかないのかも
しれませんが、なにしろあのショパンの名曲ですから!

これくらい苦労するのは当たり前なのかもしれません。

ああ、子犬のワルツをひいてるんだあ~、
と気分に浸りながら頑張って下さいね!

そして次は左手練習の4番

モルダウはもともとオーケストラの曲、とても人気が高く
ピアノで弾きたいという声をよく聞きます。

あの少し、もの悲しいメメロディーが
日本人に好まれるのでは、と思います。

まず8分の6拍子の練習にもなりますし、左手が「アルペジオ」
といわれる分散和音になっています。

この分散和音の幅もオクターブより広くなっているので、
いい左手の練習になると思います。

そしてこの分散和音はよーーく左手の伴奏に用いられます。

オクターブではなく10度と呼ばれる音域、
(ドから考えると、上のドより二つ上のミの音になります)
この幅の行ったり来たりは大変美しいのです。

ただ、難易度はぐんとあがりますので、
練習して習得できるよう頑張りましょう。

よく使う奏法として次の練習曲、2番のお話。

この曲はなんといっても「オクターブの和音」。

右手はいっぱいいっぱいでてきますし、左手にも出てきます。

もちろん省略して単音で弾いても楽しめますが、
オクターブだと音楽の広がりがすごい!

実際に鳴っている音譜もそうですが、
鍵盤を押さえることによって倍音というものは発生し、
これが聞こえない音、といいますか、響きの奥行きを広げるのです。

名曲、難曲には必ずといっていいほど使われる
オクターブ奏法、ぜひ習得したいものです。

この曲は一つずつ階段を下りたり登ったりするように
オクターブが出てきます。

メロディーになるとその階段を2つ飛ばしにしたような音階ですが、
まずはゆっくり一つ一つを確認するように弾いてみます。

これでオクターブという音の幅、手の幅をしっかり確認してください。

あとはこの状態をキープしながら鍵盤の移動、その際、
ぜったいに手首の力を抜いて!

カチカチだと移動が大変です。

かっちり音にはまるまでには時間がかかりますが、
名曲を楽しむ気持ちで練習しましょう。

そして最後に1番

エリーゼのために、は絶対弾きたい一曲ではないでしょうか。

あのよくご存じのメロディーだけではなく、中間部の
実はめちゃくちゃ難しい部分、
ここが弾きたいのです!という方、少なくないです。

この曲は今までの2番から5番の練習が、少しずつ含まれている
のではないかと思います。

冒頭のミレミレミシレドラ~のところは右手がよく動く練習ですし、
左手の伴奏はまさしくオクターブ以上のアルペジオ練習が役に立ちます。

ミミミミミミミミミミ~
(言葉にすると訳が分からない!すごいことになった。)

のオクターブで上がっていくところも、
手首を柔らかく~の練習が使えますし、

中間部分の左手もこれぞ伴奏の形、というものです。

憧れが強いということもあり、総合的な練習として
この名曲を上げさせていただきました。

ほかにも名曲はもちろんたくさんあり、好みも人それぞれです。

どうぞ楽しんでピアノに向かってくださいね。

そして最後に宣伝。

これらの5選は簡単アレンジ楽譜として
私が編曲させていただいた楽譜がございます。

よかったら是非お試しくださいね♪♪♪

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※モルダウは近日公開予定です。



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