ピアノで合唱の伴奏をするときの注意点

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ピアノで合唱の伴奏をするときの注意点

こんにちは、海野真理です。

今回は今回のテーマは
「ピアノで合唱の伴奏をするときの注意点」です。

「合唱の伴奏をしたいから・・・」という理由でピアノを始められる方、
ちらほらいらっしゃいます。

歌からピアノも、という流れもあるのかもしれません。

基本的にピアノが弾ければ伴奏もできますし、
難しいことではないと思います。

が、ソロでひくのとは勝手が違う事がたくさんあります!

いくつか気を付けることをチェックしておいたほうがよいですね。

まず、伴奏の役目。

合唱の伴奏とは、あくまでも合唱が主役。

歌を盛りたて、引き立てる役目です。

そして練習の時にはソプラノ、アルト、テノール、バスの各声部の
パート練習のお手伝いも重要なお仕事です。

きちんと音とりができること、そして時には
「ではソプラノとアルトでいきましょう。」
という指揮者の要求にこたえ、2声部を同時に弾けるような
訓練?器用さが必要です。

ソプラノ、アルトならまだ近い声部ですし、ト音記号同士ですし、
楽譜もみやすいですし、何かとやりやすいのです。

が、「ソプラノとテノール」「アルトとバス」
なんて話になると、ちょっと大変。

涼しい顔して弾いていますが、内心頭はフル活動!

目はちょっと離れた楽譜を必死で追っています。

ほんとに、第九やメサイヤ、モツレク(もつ鍋みたいですが違います。
モーツアルトのレクイエムです)

こういった超難曲でこの技はまさに必死の何者でもありません。

しかし、本来はこういったお仕事こそが
合唱ピアニストの役目だと思います。

ソロ楽器の伴奏にはない、多声部のものが合唱なのですから。

そして、練習での役目として、さっと対応しなくてはいけないこと。

練習は通しで歌うことばかりではありません。

途中でとめたり、もう一度楽譜を返したり、リズム打ちや歌詞読み、
いろんな練習をします。

今何をやっているか、これは何のための練習なのか、そして
この先はどういう展開になるのか、ある程度の予測ができて、
少し先回りして準備するくらいの気持ちを持っておくことが、
指揮者、指導者の指示に素早く従えることになります。

たとえば「36小節から」と言われて
「36小節?え~っと、何ページ?どこどこ?」
とピアニストがもたもたしては練習がスムーズではありません。

そして36小節の頭の音、各声部の音をきちんとピアノで
鳴らしてあげなければ
曲の途中なので合唱も音を取ることができないのです。

でも心配されなくても大丈夫です!

これはある程度「経験、慣れ」で出来るようになります。

最初は緊張もしていますし、すぐにはできません。

私もそうでした。

そして、指揮者、指導者とコミュニケーションをとることで、
練習の進め方など分かってきます。

指導の仕方はそれぞれ違いますから、指揮者が違えば
やり方も違うわけです。

そして、音楽はやはりその人が表れますから、合唱団も団員が
仲良しのほうがまとまったハーモニーがつくりやすいのと同じで、

指揮者、指導者とも普段からいい関係がつくれているのが理想ですね。

「ツーカーの仲」といいますか、「かゆいところに手が届く」
といいますか、

伴奏者とはそういうものでなくては、と私はいつも思っています。

そして最後にもう一つ、さらに初見力と伴奏づけ、
コード弾きができると鬼に金棒!

伴奏は急に楽譜を渡されることもありますから、
ぜひ出来ていたい要素です。

こうしてみると、「バリバリピアノが弾ける」というよりも
「気がきく、きてんがきく。」といった要素のほうが
伴奏には必要かもしれません。

私は実践でたくさんの失敗もしながら、でも暖かく見守って
いただいたおかげで
今こうして伴奏のお仕事もできていると思っています。

「できるようになってから。」
「迷惑をかけてはいけないし。。。」

たしかにお仕事として即戦力にならないといけないので
お気持ちは分かりますが、最初は誰だって出来ないことばかりです。

しんどい、はがゆい思いをしながら少しずつ余裕がでてきて、
伴奏をしながら音楽を楽しめるようになってきます。

そして何より、ピアノソロとは違う世界が広がり、
合唱ならではの人間の声のもつパワーに感激されることでしょう。

一人でコツコツのピアニストさんにとって、大勢で一緒に
一つのものを作り上げる楽しさ、喜び、達成感を味わえる
お仕事だと思います。

是非こわがらずにチャレンジしてくださいね♪♪♪



♪何だか難しそう。ピアノをちゃんと弾けないとなぁ。
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