音のバランスを考えると素敵な演奏に

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音のバランスを考えると素敵な演奏に

こんにちは、海野真理です。

今回は「音のバランスを考えてみると素敵な演奏に」というお話です。

ピアノを演奏するにあたって、最初の段階、
まずはト音記号のドレミから始まってヘ音記号、

楽譜と鍵盤や指運びが一致してきて、曲らしくなり、
両手で伴奏とメロディが弾けるようになり、

といった過程を通り抜けると、

次に求めること、気づくことは

「なんだか綺麗に弾けてない。」

ということではないかと思います。

自分の演奏をきちんと聞けるようになったということであり、
冷静に判断できているということ、

そしてそれは初級、とか初心者、というレベルから脱出!

という感じがします。

この「綺麗に弾けてない」ということはどういうことか。

音が間違っている、指が回ってない、リズムが悪い。

演奏上のミスももちろんあると思いますが、

きっとそのあたりは練習をいっぱいしてばっちりなのに、
なんだか美しくない、プロの演奏と比べるととても違う、

ということではないでしょうか。

そう、それこそ「音のバランス」という点ではないかと思います。

どんなに一つ一つが美しくても、全体のバランスが整っていないと
美しくない。

それは音楽だけではないですよね。

絵画だって一枚の絵として美しくないとおかしい。

人物の顔だけ丁寧で、あとは適当、なんて絵はないと思います。

お食事だってバランスよく取らないといけないし、
スタイルだって全体的に美しいのが好ましい。

世の中を見渡すと、バランスって大切なんです!

音楽でいうともうご存知、承知の上のこととは思いますが、

出すべき音とそれを邪魔してはいけない音をきちんと考えて
弾き分ける、ということです。

「メロディはしっかりと歌って響かせて、
 伴奏はそのメロディに綺麗な色を付けるように美しく」

しかしベース音はある程度響いたほうが安定感があるし、
リズムを司る音やリズムは明確に欲しい時もある。

こういったことは曲によってもちろん違います。

だからこそ、楽曲をよく研究し、その曲にあった演奏を
しなくてはいけません。

一般的に右手はメロディ、左手は伴奏、
だから右手はしっかり出す、という感じになりますが、

もちろんここの部分は左手メロディ、バッハなどはここの内声に
メロディ、というふうに変わってきます。

左メロディって割とたくさんあります。

有名なところだとリストの「愛の夢」の冒頭ですね。

右利きさんが多いと思いますので、なかなか左手は出したくても
出せないのですが、ここは自分が主役!

スポットライトが当たっているような気分で弾くと出しやすいです。

あと、出すことに限界があるならそれに見合った伴奏の大きさを
考えること。

メロディが8のボリュームなら伴奏は5くらい、
メロディが5なら伴奏は2か3、というようにバランスで考えると
バランスのいい曲になります。

ではそのような演奏ができるために必要なことは何でしょう?

まずは

「しっかりと聞ける耳を育てる」こと

「出したい音を出せる、抑えたい音をおさえて弾ける指を作る」

ことだと思います。

どうしても後者のほうに目が向きますが、
バランスが作れるためには絶対に聞かなくてはいけません。

これはなかなか難しいことです。

弾くことに夢中、必死になってしまうから、
聴くなんてそれどころじゃなくなってしまうから。

これは、練習することももちろんですが、普通にふだんから
とてもいい演奏を聴くことが大切です。

どうしてこんなにまろやかなのか、心地よいのか、
心で感じることがとてもいい耳を育てます。

そしてそれが自分の演奏に反映されるのです。

聴いても弾いても心地よい演奏、ぜひ目指してみましょうね!


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