ピアノベートーベン

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偉大な作曲家、ベートーベン


あなたはベートーベンをご存じですか?

「当然知ってます。失礼だなぁ!」
なんて思わず言ってしまいそうですよね。

そのくらい有名な作曲家ベートーベンですが、
あなたはベートーベンの顔と言えば、何を思い出しますか?

やはり、多くの方は音楽室の肖像画ではないでしょうか(笑)

有名な音楽家の肖像画がズラリ並んでいる中の・・・。

バッハに始まり、モーツァルト、ハイドン。
その次あたりにくるのが、そう、ベートーベンだったと思います。

厳めしい顔に風が吹いたようになびいている髪、
赤いスカーフのようなものを襟元にまいて、
羽の鉛筆(???インクをつけて書き書きするあの羽のものを
持っているのが有名でしょう。

私たち音楽家は、ベートーベンといえばつい試験を連想してしまいます。

音大入試には必ず課題曲になり、前期、後期試験でも外せない作曲家です。

そのせいか、肖像画のイメージか、ついガツガツと練習してしまったり、
そのせいでなんだか硬い音楽になってしまったり・・・・。

ウィーン古典派の伝統を継承しつつ、独自の個性を表現した、
それでいて高尚で深みのある音楽は、

『19世紀最高の音楽家』

と称賛をあたえられているベートーベンの音楽。

これを理解するには、やはりベートーベンの生涯を
知らなくてはならないでしょう。

ベートーベンはあなたもご存知と思いますが、耳の病で聴覚が失われていきます。
ベートーベン31歳の頃からです。

彼は聴力の衰えを一過性のものと考えていたようです。

しかし、次第にこの病が進行性のもので、
おそらく不治のものと分かってきた時。

彼の心境はどのようなものだったでしょう。

音楽家として、人間として、その絶望感は私の想像を
はるかに絶するものであったと思います。

耳が聞こえないことを周囲の人たちに知られたくないため、
ベートーベンは人との付き合いを避けるようになり、
どんどん孤独へと追いやられていきます。

彼は自分の心の中の音楽と向き合い、会話をし、
さらに研ぎ澄まされた感覚で素晴らしい曲を作りました。

私たちがベートーベンの楽曲を勉強するに時、楽譜の音符一つ一つから、
こうした想いを感じ取らなければいけません。

それはとてつもない大きな山を目の前にしているような、とても困難なことです。

でもそれと同時に、最高に光栄で幸せなことです。

この素晴らしい楽曲との出会いに心から感動を覚えます。

私が思う「音楽」とは

・その楽曲、作曲者に対して心から敬意を払うこと。

・そして自分の中で十分に楽しむこと。

これこそ音楽の醍醐味といえるのではないでしょうか。

今回は少し硬いお話でしたが、芸術の秋本番、お茶など頂きながら、
偉大なるベートーベンの残した作品をゆっくり楽しまれてはいかがでしょうか。



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