ピアノにカバーは必要?

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ピアノにカバーは必要?


ここ数日、急に涼しくなってきましてね。
秋の気配を感じられる、過ごしやすい気候になりました。

暑さの苦手な私はとっても嬉しい!

暑さ寒さに弱いのは私だけではありません。
大切なピアノも気温の変化、湿度などに弱いのです。

そこで今日のお話、「ピアノにカバーは必要?」です。

小さい頃家にあったアップライトのピアノには、いつもかわいく
カバーがかけてありました。

夏バージョンは白のレース、冬バージョンにはワイン色のベルベット。

母親は季節ごとに衣替えをしてくれていました。

学校のグランドピアノも、黒いナイロン製で中が赤いフェルトのカバーが
かかっていませんでしたか?

そう思うとカバーって当たり前のようにピアノにかかっていて、
無いとかえって変な感じさえします。

しかし!!

カバーって、できれば避けた方がいいものかもしれません。

ピアノという楽器は、グランドピアノの蓋を全開にした状態が本来の姿です。

演奏や練習の都合で蓋がしめられたりしていますが、音響の面でも
メンテナンスの面でも閉め切ってしまうのは好ましくありません。

そのうえに厚手のカバーなどかけてしまうと、通気性がガクンと
落ちてしまいます

とは言っても、ピアノは高価なもの。大切にしたいですよね。

カバーをかけるということは、そんなピアノを大事にする気持ちが
表れていて、私的には否定できない、したくないところもあります。

そこで「カバーを購入する時の選び方」を考えてみましょう。

まずは通気性ということからも、あまり厚手の物よりは
薄手の物が良いでしょう。レースなどはとても良いと思います。

時々、生徒さんから「遮光のものが良いですか?」と聞かれますが、
ピアノが光に当たるからといって色が変わるとか、ピアノに不具合が
生じるようなことはありません。

その点はお気になさらなくて大丈夫だと思います。

そして通気については、カバーがあろうとなかろうと、
時々気をつけてみてくださいね。

アップライトも上の蓋をパカッと時々開けてあげるだけでも
ずいぶん違いますね。

あとはご自分の気に入ったデザイン、色、好みで選ばれてください。

一つのインテリアとして、そして自分の音楽を楽しむ相棒として
愛着がわくような、そんなピアノにしてあげてください。

余談ですが、ピアノカバーにまつわる思い出があります。

音大受験を真剣に考え出した高校1年の頃から、
我が家のアップライトでは音色、タッチ、何かと問題があったので、
私は高校の音楽室のグランドピアノで朝練をしていました。

そしてそのピアノカバーが恐ろしくボロボロで、ずっと気になっていました。

横にまっずぐ30センチくらい切れていて、中の赤いフェルトが
ベローーーンと見えている状態。

朝練の時にお裁縫道具を持っていき、そこを縫ってあげました。

日に焼けて朽ちた布地を縫い合わせるのは至難のわざ、苦労しました。

が、いつもお世話になっているピアノ、心をこめて、そして
願掛けもしながら縫いました。

そのおかげで第一希望の音大へ合格できました。

カバーって物を大切にする気持ちの表れですよね。
温かい気持ちがいっぱい詰まっています。

あのカバーは今も母校のピアノにかけられているのでしょうか。。。

もしあなたが、大好きなピアノのカバーに迷っているなら。

お気に入りの、なるべく薄手のカバーをかけてあげて下さい。

そして、時には蓋を開けて通気を良くしてあげること。

また、カバーをかけていても、ほこりが付くこともあります。
薄手の物なら、なおさらです。

いつもあなたのために良い音を出してくれるピアノですから、
軽く磨いてあげて下さいね!

楽器を大切にする気持ちも、ピアノ弾きの第一歩だと思います。



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