ピアノの脱力練習方法

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ピアノの脱力練習方法

ピアノライフ、楽しんでいらっしゃいますか?

今回は、ピアノを弾くのに大変重要なこと、
『脱力』についてお話をしてみようと思います。

『余分な力を抜く』

これは本当に難しいことです。

そもそもレッスン時は誰でもかなり緊張しています。
隣に先生が座っていらっしゃるだけで、家で弾くのと全然違います。

「もっと力を抜いて!」と言われれば言われるほど、
手首、肩、カッキンコッキンになってしまいます。

ピアノを始めたばかりの方ならなおさらですよね。

でも、『脱力』って一体どういうことなのでしょう?

私が初めて脱力について考えた頃、本当に「???」でした。

ピアノという楽器は鍵盤を叩いて音を出すしくみの楽器です。

鍵盤を押さえるためには、ある程度の力が必要ですし、
鍵盤に手をのせる動作も本当に力を抜いてしまっては、
だらっと落ちてしまいます。

「ぶらぶらでは演奏できないのでは?」と思いました。

2年ほど前に、とても著名なピアニストの方のレッスンを
受けることができました。

リストの「2つの伝説より、海を渡るパオラの聖フランチェスコ」
という、超難曲です。

オクターブやアルペジオの連続、私のような小柄で小さな手では
なかなか迫力がでないので、ガシガシ、本当にガシガシ頑張って
弾きまくりました(笑)

先生は一言

「もっと、もっと楽に。力を抜いて弾いてみてください。」

そこからは一音をぽ~~~ん、と完全に脱力して音を出す、
これに何十分もかけてレッスンしてくださいました。

こんなに普通に弾いても大変な曲、そんなに頑張っていては
さらに大変でしょう、ということでした。

「脱力」ということはそういうことなのです。

地球の重力に逆らわず、腕の重みを自然に指先にのせて、
集めて音を出す。

いらない力はかえって演奏の邪魔になります。

力強い音=ガンガン叩く ではないのです。

ピアノ自体を響かせて鳴らしてあげること、それで何千人もの
大ホールの隅々まで響く、クリアで美しい音が出せるのです。

そして何より演奏していて楽!楽ちんです。

「頭では分かっているんだけど、どうしても出来ない・・・。」

よくわかります。

そういう場合は、一度ぎゅ~~~っと全身に力を入れてみましょう。

肩もぎゅっと耳につけるくらい上げて、脇もしめて、
ぎゅ~~~っとですよ。

そして一気にストン!とすべての力を抜く。

今は背中も肩も、完全に脱力状態です。

ほら、その感じでピアノを弾いてみましょう。

指先に神経を集中して・・・・。

あなたもピアノの前で、いろんなタッチを試してくださいね。

私が感じたのと同じように、脱力して弾けた時の音は
「!!!」と何か感じるはずです。

「これ!?この感じなのね!」という手ごたえを感じたら、
その音はきっといい響きから生まれる美しい音に間違いないでしょう。

自分のピアノが奏でる極上の音、演奏は、まず自分が一番最初に
堪能できる最高の贅沢です。

どうぞお楽しみくださいね!



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