ピアノのペダル練習法

ピアノ初心者TOP > 海野先生のコラム一覧 > コラム

ピアノのペダル練習法

こんにちは、海野真理です。

今回のテーマは「ピアノのペダル練習法」です。

以前にもペダルに関しては数回書かせていただきました。

が、やはりペダルに関するご質問等がとても多く、
みなさん悩んでいることは一緒なのだなあ、
といつも感じています。

私はいつも先生に「ペダルが多い」と言われます。

踏み替えなくてもいいところでガタガタ踏み替える。

踏まなくていい所で踏むから、とても音が濁る。

などなど。

ペダルとは弾く都合でつけてはいけないのです。

例えば白たまさん(二分音符や全音譜など)の音を伸ばすため、
とか、指だけでスラーにできないから、とか。

ペダルを踏めば音が残ります。

だから途中で鍵盤から指が外れても長い音はキープできます。

スラーで弾くための音のつながりが我慢できずに離してしまう時でも
ペダルがあればこれもキープできたり。

こんな風に技術的なもののフォローで付けると、音楽的に
まずくなったりします。

「ペダルは耳で付ける。もしくは心で付ける。」と教わりました。

その通りですね。

そして汚く濁るくらいなら付けない方がいい。

それくらい影響が強いのです。

では、濁らないためのペダルの踏み方、練習法は?

初めてペダルを使う生徒さんのレッスンでは、

♪まず音を弾いたと同時に踏まない。音が出た後で踏む。

ということを言います。

ド、レ、ミ、と一つずつ音を弾きながらペダルを付けてみましょう。

まず「ド」と弾いた時にはペダルは踏んでいません。

そして「ド」を弾いた直後、「ド」が聞こえすぐ後に踏みます。

これでペダルには「ド」の音だけ綺麗に残っています。

そして次からが勝負!

「レ」を弾きますが、「レ」を弾くと同時にペダルを上げる。

ペダルを踏んではいけません、上げるのです。

そしてそのすぐ後に踏む。

そうすると今までの「ド」は消え、
「レ」だけペダルに残っています。

同じように1オクターブ上のドまで練習してみましょう。

きっと鍵盤を抑えるタイミングからすこしズレて
ペダルを踏んでいると思います。

これがとても大切、これをしないと大変なことになります。

今は単音なので簡単、濁りも感じたとしても
そうでもありませんが、

曲になって、たくさんの音、和音がある中で
一つでも濁ってしまうと、う~~ん、の曲になってしまいます。

そしてさらに難易度の高い曲になってくると、
ペダルを踏まない個所のほうが少なくなってきます。

そうなると次の問題がでてきます。

♪必要でないところでは踏まない。

私にはこれがまだ足りないのです。

先ほども言いましたようにペダルを踏むと
少々出来なかったことが綺麗に聞こえたりします。

なのでペダルを踏まないととても怖い!

え~~!無理。、なんて思います。

それだけペダルが重要な役割を果たしているということですが、
頼り過ぎるとこれまたうぁんうぁんと

響きすぎの曲になってしまいます。

せっかくの軽やかなスケールなどが凄い事に…。

これは耳を鍛えるしかない、案外自分の演奏をきちんと
聴いていない方が多いのでは(私も含め…)と思います。

しかし、作曲家によっては一小節や二小節
ふみっぱなしの曲があったりします。

ラベルやどビュッシーなどの印象派の音楽、
フランスの作曲家や近現代の曲など。

これまた怖いことですが(踏んでも怖い、踏まなくても怖いって、
どうしましょう。)

踏み替えてしまうと、せっかくの色彩感や音が
マーブル状に響き合っているいいものを消してしまい、
とっても寂しい音楽になります。

このペダル練習としてオススメなのは
サティのジムノペティ。

これはほとんど一小節踏みっぱなしの曲で、弾いているほうも
そんなに複雑に動きません。

ですからペダルの効力と響きをしっかり聴きとれる余裕が
あるのでは、と思います。

そしてアンニュイで美しい…。

練習のための曲というよりは癒しの曲なので、
苦でなく練習できますよ。

美しいピアノ演奏にはなくてはならないペダル。

是非とも正しい使い方を習得したいものですね。

耳で、心で、全神経を集中させて!



♪なるほど。ペダルを使った曲も弾いてみたいな
♪ペダルの踏み方を動画で見たい!

★そんなあなたに朗報です!★

海野先生のピアノレッスンがあなたの自宅に。

自宅で好きな時間に好きなだけ、海野先生のレッスンを
受けてみませんか?(日本全国どこでも!初心者大歓迎!)

ピアノが上達するヒミツはこちら

「ショパンも弾けた!」もっと上達できるおトクな90日セットをご用意しました。